ブログ
Blog
ブログ
Blog
こんにちは。本家歯科医院院長の本家です。
先日「実践的HSR入門!Dr.中田光太郎のティッシュマネージメント」というセミナーを受講しました。
HSR法とはHard & Soft Tissue Regeneration (GBR と軟組織増生術を複合した硬・軟組織再生療法)の略で、インプラント埋入時に、骨増生(骨をつくる)と軟組織増生(歯茎のボリュームを増やす)を一緒にする術式です。
午前中は講義で午後は豚の下顎を用い実習を行い、1日みっちり勉強しました。
豚の顎は歯科の実習ではよく使われており、ヒトの顎によく似ているため実際の手術と似た様な感覚で実習を行うことができます。
インプラントは骨に入れて固定しますが、歯周病や外傷で抜歯となった部位にはインプラントを入れるだけの骨がないケースがよくみられます。そのようなケースには骨をつくらないといけません。さらに前歯のインプラントでは審美性(見た目)も重要なため、歯茎の厚さやボリュームも大事です。歯茎が足りない場合はCTG(Connective Tissue Graft=結合組織移植術)を行い歯茎のボリュームを増やします。
治療技術は日進月歩。患者様に、より質の高い医療を提供できるよう今後も知識や技術の向上に努めて参ります。