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こんにちは。本家歯科医院院長の本家です。
11月5日に天王寺動物園にて『カムカムどうぶつえんフェスタ in てんのうじどうぶつえん』というイベントに呼んで頂き、天王寺動物園内のTENNOJI ZOO MUSEUMで無料歯科検診を行いました。
連休の天王寺動物園ということもあってイベントは大盛況。歯ブラシやバッジのプレゼントもあり家族連れの方が多数訪れていました。
私は子供の歯科検診を担当し、お口の健康状態のチェックや、お口の中の悩みに対するアドバイスなどをさせて頂きました。歯科検診を通じて感じたことは歯並びの相談が大変多いということです。虫歯の相談はあまりなく、子供の歯並びについて多くの親御さんが気にされているのだと感じました。
そこで今回は子供の矯正治療について少し説明させて頂こうと思います。
子供の矯正治療はⅠ期治療と言われており、永久歯列が完成するまでの矯正治療になります。だいたい6歳〜12歳ぐらいに行う治療です。
Ⅰ期治療のメリットはずばり骨格を変えられることです。
歯が生えるスペースを確保するために顎を大きくしたり、逆に大きすぎて骨格的に問題がある場合はこれ以上大きくならないように制限したり、歯を並べるというよりかは顎の成長発育を誘導していきます。歯を並べていくわけではないので、Ⅰ期治療で歯並びが綺麗になったらラッキーぐらいの感覚です。
Ⅰ期治療が終わるとⅡ期治療に移行します。Ⅱ期治療はいわゆる大人の矯正です。永久歯が生え揃ってからの治療になるため、だいたい12歳ごろから開始し、歯を1本1本並べていき理想的な歯並びに整えていきます。Ⅰ期治療で顎を大きくしてスペースを作っておくと抜歯が必要ない場合があります。スペースが足りない場合は抜歯を行い、抜いた歯のスペースを使って歯を並べていきます。
当院でも矯正専門医による歯並びの無料相談を行なっておりますので気になる方はぜひご連絡ください。
今回イベントに参加して多くの子どもたちとお話しすることができ、こちらも元気をもらいました。お声がけいただいた株式会社tooth tooth様並びに歯科検診を担当した他の先生方に感謝申し上げます。