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こんにちは、本家歯科医院院長の本家です。
今回はセラミック治療について詳しく説明しようと思います。
固体材料のうち、非金属元素からなる材料(例:シリコンやダイヤモンド)と、金属元素と非金属元素の組合せである無機化合物材料(酸化物、炭化物、窒化物など)です。実はセラミックスは身の回りにたくさんあり、鉄やアルミなどの金属、プラスチックやナイロンなどの有機物を除いた材料が全てセラミックスなのです。
例)陶器、ガラス、ダイヤモンドなど
歯科で扱っているセラミックは大きく分けて以下4つです。
ざっくり説明いたします。
当院ではすべての種類のセラミックを扱っております。セラミックの材質の違いは分かりにくく違いを理解するのは難しい為、患者様の咬合状態や見た目の希望に合わせてセラミックの種類を選ばせていただいています。その為セラミックの材質で値段の違いはございませんので、是非ご相談ください。
インレー:¥44000
クラウン:
¥83600(ステイン無し)
¥99000(ステイン有り)
¥148500(プレミアムCr、主に前歯1本ケース)
以上の特徴から銀歯は、口腔内において安定した材料ではありません。金属イオンが溶け出すことによって様々な問題が起こります。見た目ももちろん悪いですが、歯科的な観点から言えば、2次虫歯になりやすいことが1番の欠点かと思います。2次虫歯になればさらに自分の歯を削らなくてはいけない為、あまりおすすめはできません。
セラミックは安定した材料で見た目もきれいですが、割れることがあるということが1番の問題点でした。しかし、近年ジルコニアの適合精度や審美性が向上し、すべての歯にジルコニアが適応できるようになり欠点がほぼなくなりつつある様に感じます。
1本の歯は約6回の治療で抜歯に至るとも言われています。出来るだけ治療介入を減らし、歯の寿命を伸ばすためにも当院では予防的な観点からセラミックをお勧めさせていただいております。
当院ではセレックシステムというシステムを用いて治療を行っております。
セレックシステムとは、簡単に言えば、口腔内スキャナーで3D撮影を行い、そのデータ上で詰め物、被せ物を設計し、院内にあるミリングマシンという機械で削り出すシステムです。すべて院内で行う為スピードが速く精密な詰め物、被せ物が作成できます。
セレックシステムについては次回詳しく説明します。