ホワイトニング

歯科医院のホワイトニング薬剤は過酸化水素もしくは過酸化尿素が含まれており、歯をより白くする効果があります。過酸化水素もしくは過酸化尿素は歯科医師免許が必要になるため、市販のホワイトニング剤には配合できません。

ホワイトニング剤は、歯の表面のエナメル質を保護するペリクル層を分解するため、歯への刺激が伝わりやすい状態になります。そのため、人によりますが、しみて痛いと感じる場合もあります。

ホワイトニング剤の主成分はオキシドールと同じ成分のため、身体への悪影響はありませんが、妊娠中や授乳中の方は控えた方が良いです。

大きな虫歯や歯周病がある方、神経を失った歯、人工歯、重度の知覚過敏歯はホワイトニングできません。

1回でも効果は実感していただけますが、一度の施術で白くなる範囲には限界がございます。ご希望のお色によっては、複数回通い段階的に白さを上げていく方法をおすすめさせていただく場合もございます。

ホワイトニングはセラミック等の人工歯を使用するのではなく、天然の歯の黄ばみを分解するので、透明感のある自然な色に仕上がります。

施術中や施術後に痛みが出る・しみることはございますが、一時的な症状です。また、当院ではしみにくい薬剤を使用しており、お痛みに関しては施術の途中でも確認をさせていただきます。しみどめの薬剤もご用意しておりますので、ご安心ください。

当院ではホワイトニング後、専用のコーティングをさせていただきます。お食 事の制限はございません。

ホワイトニングをすることで歯がなくなったり、害が出ることはありません。ホワイトニング自体は20年以上前からさまざまな研究・発表により安全性が確立されております。

個人差はございますが、およそ3カ月から6カ月くらい白さが持つと言われています。

当院のホワイトニングでは、飲食制限がございませんのでコーヒーやおタバコなどをお控えいただかなくても大丈夫です。施術直後よりお好きなものをお召し上がりいただけます。

タバコのヤニなど、歯の表面についてる汚れを取りたい場合はクリーニングで対応できますが、元々の歯の色より白くすることはできません。元々の歯を白くしていきたい場合や内部に染み込んだ着色や黄ばみを白くしていきたい場合はホワイトニングが必要です。

歯のつめ物やかぶせ物は、ホワイトニングをおこなっても白くなりません。つめ物の色が気になられる場合は、ホワイトニングで理想の白さを得た後につめ物を白さに合わせてやり直すことで、お口全体の歯の色が揃います。

神経のない歯は通常のホワイトニングで白くすることができません。ラミネートベニアやセラミック治療により歯を白くすることが可能です。

虫歯や銀歯があってもホワイトニングをすることは可能です。虫歯に関しては歯科医師が適切に判断し処置の緊急性の低い物であれば、ホワイトニングを優先することができます。ただし、銀歯やつめ物、かぶせ物などは白くなりません。

妊娠・授乳中の方には控えていただいております。妊娠中・授乳中の方には歯の色汚れや、虫歯、歯周病の原因となるバイオフィルムを落とす専用のクリーニングをおすすめしております。

当院の約４割は男性の患者様です。年々ホワイトニングをする男性が増えております

当院では、ホワイトニングの対象年齢を18歳以上としております。18歳未満の方で歯の黄ばみや汚れなどが気になっている方には着色専用のクリーニングをおすすめしております。